キャンプは、フェスの延長だった

フェスに通い始めた頃は、
「行って、帰る」が当たり前だった。

終電を気にして、
最後まで観ずに会場を出る。

楽しかったはずなのに、
どこかで時間を切り上げている感じがあった。


フェスは、帰る場所だと思っていた

どんなに居心地がよくても、
フェスは一時的な場所で、
夜になったら帰るもの。

そう思っていた。


フジロックと朝霧ジャムで、装備が揃った

変わり始めたのは、
フジロックフェスティバルや
朝霧JAMに
何度か通うようになってからだった。

雨具。
防寒着。
ヘッドライト。
最低限の寝る準備。

フェスに必要だと思って揃えた装備が、
気づけば
キャンプの最低装備になっていた。


帰らなくてもいい、という選択肢

装備が揃うと、
「泊まる」という選択肢が、
自然に見えてくる。

帰らなくてもいい。
明日も、ここに居ていい。

それだけで、
フェスの見え方が変わった。


キャンプが目的になっていった

次は、
フェスとは関係なく
キャンプそのものを楽しんでみたくなった。

最初に行ったのは、
ふもとっぱらキャンプ場や
ほったらかしキャンプ場。

景色がよくて、地元のお酒や食材を楽しみ、
とても小さなボリュームで音楽を流しながら、
ただテントを張って過ごすだけ。

その時間が、
思った以上に楽しかった。



ギアに惹かれていった理由

キャンプを続けていると、
自然と道具に目が向く。

最初は必要なものだけ。
そのうち、
ガレージブランドのギアを知って、
少しずつ集め始めた。

機能だけじゃなく、
佇まいがいいもの。

気づけば、
いわゆる「オシャレキャンプ」
と呼ばれる世界にも、
すっかりハマっていた。


キャンプは、フェスの延長だった

振り返ると、
キャンプを始めた、というより、
フェスの時間を
そのまま引き延ばした感じに近い。

帰らない前提で過ごすこと。
夜を含めて、場所と向き合うこと。

その感覚が、
キャンプにつながっていた。


次は、もっと静かな場所へ

泊まることが当たり前になると、
だんだんと
人の少ない時間や場所が
気になってくる。

音が遠くなる場所。
見たことがない場所。
朝が早い場所。

この先の話は、
また別の記事で書こうと思う。