雲海の上を歩きながら、山の時間を静かに進んでいく後ろ姿

MOUNTAIN

山の記憶は、音と一緒に残ることがある。

山に行くようになってからも、
音楽を手放したわけじゃありません。

むしろ、
ある瞬間のために、音楽を連れていく
そんな感覚に近い。

登っているあいだ、
ずっと聴いているわけじゃない。

でも、
ここだ、という場所や、
この感じを覚えておきたいと思ったとき、
イヤホンを耳に戻すことがある。


山の風景に、音が結びつく

稜線に出た瞬間。
雲が切れたタイミング。
長い登りが終わって、呼吸が整ったとき。

そのとき流れていた曲を、
あとから街で聴くと、
一気に山の空気が戻ってくる

気温。
光の強さ。
足元の感触。
疲労感。

写真よりも、
言葉よりも、
音楽のほうが、
その日の山を正確に思い出させてくれることがある。


音楽は、山を邪魔しない

山では、
音楽を聴かない時間のほうが長い。

風の音。
雲の流れる音。
足音。
自分の呼吸。

それらを感じるために、
音楽を止める。

でも、
音楽があるからこそ、
無音の時間が際立つ

とも思っている。

ずっと流し続ける音楽じゃなくて、
山の体験を一段階、鮮明にするための音

SOUNDSEILにとってのMOUNTAINは、
そういう距離感です。


山の体験を、グレードアップするもの

登頂や達成感だけが、
山の価値だとは思っていません。

・その日、どんな気分だったか
・どんな音が似合ったか
・どんな感覚を持ち帰ったか
・ビールは美味しかったか

音楽は、
それらを記憶として定着させる役割を果たしてくれる。

山を“消費する”んじゃなく、
山を“自分の中に残す”ための手段。

音楽は、そのための装置でもあります。


このページについて

SOUNDSEILのMOUNTAINは、
登山ルートや装備だけを伝える場所ではありません。

山で感じたことと、
そのとき一緒にあった音。

あとから聴き返して、
もう一度その山に戻れるような記録を、
Journalに残していきます。

→ Journal